長崎くんち
長崎の氏神「鎮西大社 諏訪神社」の秋季大祭で、
毎年10月7日から10月9日の3日間、町を挙げて催されます。
本年はコロナ禍を経て4年振りの開催となりました。
独特でダイナミックな奉納踊(ほうのうおどり)を特色とし、
380年以上の伝統を誇ります。
奉納踊は国指定重要無形民俗文化財に指定されています。
踊りを奉納する町を「踊町(おどりちょう)」と言い、
7年に1度出番がまわってきます。
今年の踊町と演目は下記の通り。
・桶屋町 「本踊」
・船大工町 「川船」
・栄町 「阿蘭陀万歳」
・本石灰町 「御朱印船」
・丸山町 「本踊」
・万屋町 「鯨の潮吹き」
10月7日に中央公園で行われた”夕べ”にて鑑賞させていただきました。
踊町の先頭に立ちますのが「傘鉾」
“町印”としてプラカードの意味をもち、その町の特色にそったデザインとなっており
町によって異なり個性があります。
約130~150キロの傘鉾を一人で持ち上げまわします。
「桶屋町」
「船大工町」
「栄町」
「本石灰町」
「丸山町」
「万屋町」
街中を練り歩き演し物を披露する「庭先回り」は、
長崎市中心部の各所で行われていますので
一般の方でもご覧になれます。
シャギリの音が響く長崎の街はとても賑やかで
久々の長崎くんちに街は大盛り上がりでした。
来年もそのまた先も無事長崎くんちが開催されることを願います。